タイヤ交換、ラウンド2 ということで、2回目のタイヤ交換を実施
私がGN125Hを購入したのが2011年の8月末日。
で、オリジナルタイヤで8040km走った同じく2011年の11月18日に一回目のタイヤ交換をした。
考えてみると、たったの2ヶ月と20日で8000kmも走ったって、我ながらアッパレ・・・・♪(笑)
最初のタイヤ交換については「
一気にタイヤ交換&チェーン交換&リアスプロケ交換」で書いているので
知りたい方はどうぞ、参考にしてください。
そのときにはタイヤ交換と同時にリヤスプロケ交換もしていて、それぞれのインプレッションは
リアスプロケット42T交換のインプレッション
タイヤ交換インプレッション
現在の走行距離は23670kmなので15630km走ったことになる。
一般的にはタイヤの寿命は約1万キロと言われているので、通常の1.5倍は長持ちしたということになる。
ただ、考えてみればGN125Hは所詮125ccの非力に原付二種のバイクだし、車重も118kgと軽いわけじゃから、15000km位は普通にもつものなんだろうね。
フロントのTT-100。まだ走れそうではあるが3部ヤマといったところでしょう。
リヤのK127。こちらはそろそろ限界の2部ヤマって感じですね。
本来であればというか、普通に考えれば同じチューブをそのまま使うためにも、前回同様にフロントはダンロップのTT100でリヤは同じくダンロップのK127にするもんだよね。
昨年、タイヤ交換したときの自分のインプレッションを読むと本当にこのTT100とK127に交換して大正解だったと喜んでいる様子を思い出す。なんたって、あの全くグリップしないさくらタイヤからの交換だったんで喜びもひとしおという感じだったのじゃよ。さらにリヤスプロケをオリジナルの43Tから42Tへと1コマ分ハイギヤードにしたからエンジン回転も抑えられスムースに走れるようになって、このセッティングこそGN125Hにはベストだと思っておったわけじゃ。
特に私の場合は東京~大阪間のロングツーリングを毎月のようにしているので、タイヤサイズのインチアップとリヤスプロケの1コマ分のハイギヤード化は国道の巡航走行には合っているはずで、それなりに満足していた。いやいや、それなりどころか、これぞベストセッティングと十分に満足しておったのじゃよ。
ただ、あっちを立てれば、こちが立たずというわけではないが、やはりハイギヤード化することにより加速力は下がったのは致し方ない。ハイギヤード化すれば当然加速力はにぶるわけで承知のうえでのことだから自分としては大きな問題ではなかった。ただ、がっかりしたのはインチアップとハイギヤード化で当然のことながら燃費が良くなると思っておったのじゃが、良くなるどころか現実には悪くなったんじゃよ。
オリジナルタイヤでの燃費は総距離7802.2kmに対してガソリン消費量は189.89リッターで燃費は約42.2km/リッター
ダンロップTT100&K127での燃費は総距離15162.7kmに対してガソリン消費量は395.83リッターで燃費は約38.3km/リッター
この差は誤差というわけにはいかない差でしょ。
リッター当たり約4kmも違うわけじゃからね。
ただ、全く同条件で比べたわけではないので一概には言えないのじゃが、燃費が悪くなった原因としてタイヤ交換とスプロケ交換があるわけでね。単純にそう考えていいかもしれない。
ただダンロップTT100&K127の名誉のために書いておくと、単純に燃費が悪くなったとも考えられるけれども、実は走行ペースが上がったから燃費が悪くなったとも考えられるんだよね。
と言うのも、同じスピードであれば回転が下がるわけじゃから振動も少なくなるわけでついつい回転を上げてしまいハイペースになっているということが考えられるわけでね。まあ、これだけグリップが良くなって安全性がアップされれば少々の燃費低下は許容範囲ではあるんだけどね。
単純に理論上、燃費が良くなるはずだと思っていたのが裏腹の結果になったということが、ちょいとガッカリという意味です。
さて、今回私が選んだタイヤは、ダンロップTT100&K127のコンビではなく、フロントがダンロップF-18、リヤがIRCのNR21。さらにリヤスプロケはオリジナルの42Tに戻すというものじゃ。
えっ、なんで? って思われるかもしれないので多少解説しておくとね。
フロントはダンロップF-18の2.75-18。F18なんていうと戦闘機を思い出しちゃうよね(笑)
リヤはIRCのNR21。サイズは3.50-16だ。
まあ、私の稚拙な解説を書くまでもなく、上記のサイズを見ていただけば一目瞭然なのじゃが、要するにオリジナルサイズに戻したかったのじゃよ。だからリヤスプロケもオリジナルサイズの43Tに戻したわけじゃ。
タイヤ交換だけなら安いんだけど、余計なチューブ交換にスプロケ交換までしたもんじゃから少々出費はかさんだわけじゃが、それでもオリジナルサイズに戻したわけとは
・・・・
やっぱり納得のいく加速感を味わいたいから!
これにつきるね。
人間変われば変わるもんで、のんびりまったり走りたいと思って買ったGN125Hなのじゃが、乗るにつれ、そしてGN125Hというバイクの素性を知るようになると、もっと楽しみたいという欲求、願望がわいてきてしまったのじゃよ。
特にGN倶楽部の関西メンバーとツーリングをすると、最近では峠道・山岳のワインディングロードが多くてね。ということは、坂道がけっこう多いということで、ハイギヤード化したセッティングでは物足りないというのが実感なわけじゃ。
別に峠小僧のようにカッ飛ばすわけではないが、たとえ上り坂でもストレスなく駆け上がりたいというのは人情でしょう。ただ、GN125Hは所詮125ccの非力なエンジンなわけで大型バイクのようにトルクにモノを言わせて駆け上がるなんてことはできない。エンジン回転をトルクバンドに合わせて走るということになるわけじゃからストレスなく吹け上がるローギヤード化が望ましい。
ただしローギヤードにすると上り坂では元気がよくなっても普段のちょい乗りや国道での高速巡航は辛くなる。結局のところオールマイティーなオリジナル状態が一番いいんじゃないかという結論に至ったわけじゃよ。
タイヤ交換とスプロケ交換は本日したばかりで、卸したてのタイヤには慣らしが必用でね。いきなりインプレッションというわけにはいかない。少なくとも100km以上は慣らし走行をして一皮剥けてから、この新しいタイヤのインプレッションをしてみたいと思う。
ただ、フロントに着けたダンロップF18というタイヤ。滅茶苦茶シャープなハンドリングじゃ。
今から皮が剥けるのが楽しみじゃ・・・・♪