大阪市の住民投票について

うっちぃ

2015年05月21日 20:00

今回はチョイとまじめな話。

大阪市での住民投票が終わりましたね。


僕は豊中市民なので、残念ながら大阪都構想の賛否について投票することができませんでした。
自分が投票できないから、余計に気になっていたんですよ。

だって大阪市民ではないけれど、大阪府民ですからね。

結果は約0.8%の僅差で「反対」の勝ち。
賛成:49.62%:694,844票 反対:50.38%:705,585票
すなわち、大阪都構想はなくなってしまったわけです。




これは、大阪市民が決めることなんで、外野の僕がとやかく言うことではないんだけど
それでも、気になることがあってね。


その、ひとつがマスコミ報道。


今回の投票率は66.83%。

マスコミはこぞって、投票率が高いと報道し
市民が非常に関心を持っていたと言ってましたね。


でもねぇ、
自分たちの未来のあり方を決める、とても大切な投票で
66.83%というのは

僕の感覚では、低すぎるって感じなんですよ。

だって有権者の2/3しか投票してないんですよ。
1/3は投票してないってことですよ。

細かい数字はおいといて、ざっと
70万人が反対、70万人が賛成、そしてそのほぼ同数の70万人が投票してないんですよ。

今回は反対が多数ということで決着がついたわけだけど
反対票を入れた人数と投票しなかった人数がほぼ同数という現実。

こんな数字を見て、それでも投票率が高いって言えるの?


マスコミ報道って、
自分の立場は棚に挙げて
政治家ばかりを批判しているけど

本当に批判すべきは、投票に行かない人なんじゃないの。



僕の本音は
今回の投票率にガッカリ。

マスコミ報道とは裏腹に
僕は大阪市民の意識の低さにガッカリ。



ついでに書くと
投票が終わり、自民党の議員は
「これでノーサイド、これからは大阪を良くすることに協力しあいましょう。」
と言っておきながら

自分たちが、大阪都構想の代案としてあげた
総合区構想について

維新の会が、総合区について話し合おうともちかけたにもかかわらず
それを反故にしようとしている。


いったい、
あの住民投票はなんだっのか・・・・。





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