ハウト号をブッちぎれ計画で愛車GN125Hをドッグ入りさせたわけじゃが、そうなると後は完成を待つばかりで私は何もすることがない。ただ待つだけのことじゃ。
今回に限らずのことではあるが、東京出張というのはもちろん仕事で東京に来ているわけなんだけれども折角東京に来ているのだから仕事以外にも時間の都合をつけて楽しみたい。私の場合はサラリーマンではないから時間の調整は自由にできる立場じゃ。
東京出張に来ての私の楽しみのひとつにレンタルバイクを借りて関東周辺へのツーリングに出かけることじゃ。ということで、今回はkawasaki Ninja 1000を借りて紅葉真っ只中の日光に行ってきた。
実を言うと、大型自動二輪の講習に行っているとき、免許を取ったらハーレーかNInja1000のどちらかを買おうと思っていた。ただ、面白いことに免許を取って最初に乗ったバイクはDucatiだったのじゃから現実と思いにはズレが発生するものじゃ。
その次にはハーレーに乗ったのじゃが、免許を取って5か月が経ちようやく憧れのNinja1000に乗ることになった。同じkawasakiでもNinja250、ZX-14、W800ときて今回のNinja1000となったのじゃが、なんでこういう順番になったのか自分でも不思議に思う・・・・(笑)
日光いろは坂の明智平にて
Ninja1000はZX-14を除くとNinjaシリーズのフラッグシップモデルということになるのじゃが、エイリアンを彷彿させる独特のデザインはオリジナリティーが強烈に出ていてkawasakiらしい。いざ、またがってみると、シート高が高いので足つき性は不安じゃ。まあ、スポーツタイプの大型バイクの宿命ではあるんでそういうものなんだけどね。
走り出した第一印象はすこぶる気持ちがいいっ!
排気量は1000cc、車重も200kg以上とまさに大型バイクなのじゃが、その大きさを感じさせないくらい軽やかじゃ。アクセルレスポンスもすこぶるいい。
足つき性に不安がある大型バイクというのは、超低速域では常に不安がつきものだし、狭い幅のところを通り抜けるにもやたらと神経質になるものじゃ。すり抜け走行なんてものはよっぽど慣れない限りなかなかやる気にはなれない。もちろん、やるかやらないかは本人次第なのじゃが、このNinja1000は外見とは裏腹に大型にしては取り回しがけっこうし易いことに驚いた。
いつものように、先ずはサーキットでの軽いテスト。
もう言うまでもなく加速については何も言うことはない。何馬力あるかは知らないがとてつもないパワーがある。100km走行時の回転系は6速で4200回転といったところじゃから、1000ccのバイクとしてはちょっとローギヤードなのかもしれない。この辺がkawasakiの味付けということなんだろうけど、トルクバンドにしっかり入っている4000回転プラスなので、そこからの加速感がすこぶるいいのじゃよ。
200km走行時で約8500回転くらいじゃったからレッドゾーンの11000回転まではまだまだ余裕がある。
ZX-14でもそうじゃったが超高速域での安定性というは特筆もので、絶対的スピードは凄い領域なんだけれども不安感はない。ということはフレーム剛性もかなりの高いレベルにあるということじゃ。
また、フルカウルということもあり高速域での防風効果もしっかりできているので、長時間の高速道路走行も苦にならない。
半月展望台から中禅寺湖と男体山をバックにパチリ
このように、Ninjaシリーズの性格としては高速ツアラーといったものだと思う。ということじゃから東京から首都高・東北道・宇都宮日光道路と高速道路を使って日光に行ったわけじゃが、なんのストレスもなくルンルン気分で走ることができた。やはり高速道路走行はNinja1000の醍醐味のひとつじゃ。
続いてワインディングロードでの感想なんだけれども、とってもナチュラル。大型バイク、特にスーパースポーツ系によくあるスロットルを開けると立ち上がろうとするクセがないのじゃよ。いやいや、無いとは言い切れないんだけどその挙動が唐突ではなくスムースで自然なわけよ。だから、自分の感性にピッタリという印象を受けましたね。そして、大きさの割に軽やかなんです。しっかりした重量感を持ちながらも挙動は軽やか。なんだかバイクの理想的な姿って感じですよね。
ただし、やはり大型バイク。いろは坂のような超低速のヘアピンカーブの連続はつらいもんがありますね。やっぱりNinja1000の醍醐味を楽しむには中高速カーブでしょうね。
奥日光を超えたあたりから、なんと雪。
あんまり気持ちいいもんじゃから、奥日光を超えて金精峠に向かったんだけれども、写真のようになんと雪。ABS装着車とはいえやはり危険じやし、寒いし冷たい!丸沼高原まで行こうと思っていたのじゃがここで引き返すことにした。
ホテルではのんびり温泉につかって今日の疲れを癒し、明日のツーリングコースを考える。もちろん酒を飲みながらなのじゃから、いつしか夢の世界へと引きずり込まれ、目が覚めたのは5時半じゃった。
再度、今日のツーリングコースを考えて169号を通り霜降高原~川治ダム、121号で日光に戻り一路東京へと考えた。
霜降高原からの絶景。ただしこのときは粉雪が舞ってました・・・・サブゥゥゥ~
川治ダムからの紅葉の景色。まさに紅葉真っ只中
川治ダムにてNinja1000とツーショット
気になる燃費ですが、サーキットではかなり回したこともありますが
ツーリング自体は507kmで29.23リッターということで燃費はリッター17.4kmでした。
一泊2日のNinja1000との日光紅葉ツーリング。
つくづく思うんだけど、やっぱりバイクっていいよねぇ~・・・・♪