GN125Hのチェーン張り調整に挑戦

うっちぃ

2011年10月19日 17:23

先日エンジンカバーを交換した際に、そろそろチェーン張り調整をした方がいいと思いますよと言われた。
実を言うと、言われる前に自分でもそろそろ調整時期かなと思っていたので、チェーン張り調整に挑戦してみた。

バイクに関してはド素人の私であるから、本来であればバイク屋にまかせるべきなのかもしれないが、GN125Hの魅力のひとつとして自分でメンテナンスが出来るくらいシンプルな造りという点があげられる。そういう意味でオイル交換やチェーン張り調整くらいは自分でやってみたいというのが本音だ。
もちろん自分でやればコストはかからないわけだが、これはコストの問題ではなく、あくまでも自分の手でやってみたいという気持ちからで、オイル交換同様に、自分でやれば愛着もわくというものである。

バイク屋にお願いすると1,050円かかるチェーン張り調整とはどんなものかと言うと、ボルトを緩めたり締めたりしてチェーンの張り具合を調整するというものだ。乱暴な言い方をすれば、ネジを回すだけのことである。(笑)

では、どのボルトを緩めたり締めたりすればいいかというと、写真のA・B・Cおよば反対側のA'・B'・C'の6つのボルトだ。

順番としては、先ず17mmのレンチでAを緩めるわけだが、反対側のA'と繋がっているのでどちらかをレンチでおさえて反対側を時計の反対周りに回せば緩むということになる。

こっちの写真の方が分かりやすいかな?

次に少しBを緩めて、Cを緩めるか締めるかしてチェーンのたるみ具合を調整する。マニュアルには10mm~20mmのたるみがちょうどいいということになっている。B'とC'も同様に調整する。

BとC、B'とC'の調整でチェーンの張り具合が決まったらAとA'を締めなおす。
これで出来上がりというわけだから、私にも出来ちゃうほどで誰にでも出来る簡単な作業と言えるわけだ。

私はせっかくの調整なので、センタースタンドを立ててエンジンをかけ1速に入れて後輪を回転させながらチェーンルブをスプレーした。ちょっと奮発してKUREのチェーン専用プレミアム潤滑剤「スーパー チェーンルブ」を使用した。

さて、今回がはじめてのチェーン張り調整なのだが、念のため再度チェーンの張り具合を確認してみたところ、どういうわけだか、かなり張っている状態になっていた。さっきは10mm以上の遊びがあったはずなのに何故だろうか?
おそらく、これくらいでいいだろうと思った後にボルトを締めるたことにより、確認したとき以上にチェーンが張ってしまったのだろうと想像できる。

まあ、確かなことではないのだが、おそらく原因はそういうことだと思う。いづれにしても、再度確認してよかった。これでは張り過ぎだということで再度緩めて調整しなおした。そして再確認したら、今度はバッチリである。
センタースタンドおよびサイドスタンドでも確認して、これなら問題はないだろうということで駐車場の中を何週かして、再度確認した。

しつこい・・・・(笑)

しつこいと思われるだろうが、なにしろ始めての経験なので、しつこいくらいチェックした方が安心だ。
うん、これなら大丈夫だろうと、今度は近所を走り回ってきた。
で、感想なのだが、やはりチェーン張り調整は大事なメンテナンスだなと痛感した。もちろんチェーンルブを塗布したというのも効果があったのだと思うのだが、回転がスムースになったなと感じることが出来た。さらにというか、一番感じたのはギヤの入りが果然よくなったことだ。
これだけスムースにギヤチェンジが出来るというのは実に気持ちがいい。

一度経験すると、次からは慣れて楽に調整ができるようになるだろう。これからは、走ることも楽しいが、きちんと調整してやろうと思った次第である。


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