ハーレーダビッドソン SOFTAIL Deluxe

うっちぃ

2012年07月04日 21:11

2012年モデルのハーレーダビッドソンには30種類以上の車種がラインナップされておるのじゃが、大きく6つのグループに分けられており、それぞれグループではあるがファミリーという呼び方がされている。
最初に乗った、DYNAファミリー、前回乗ったSPORTSTERファミリー、SOFTAILファミリー、TOURINGファミリー、V-RODファミリー、CVOファミリーという6グループだ。


今回試乗したのは、SOFTAILファミリーの中のSoftail Deluxe
ハーレーと一口に言っても、それぞれのファミリーで性格は随分と変わってくる。
トヨタの車だって車種によって性格は変わるわけで当たり前といえば当たり前なんだけどね。

私の場合、ソフテイルと聞くと、やはり映画ターミネーターでシュワちゃんが乗っていたバイクを連想しちゃうんだよね。
片手にハンドル、片手にショットガン。
実はあのバイクはもちろんハーレーダビッドソンなんだけど、その中のソフテイルファミリーであるFat Boyだ。
と言っても、今回乗ったのはFat Boyではなく、Softail Deluxeなんだけどね・・・・。


ソフテイルファミリーに搭載されているエンジンはダイナファミリーと同じ空冷2気筒1584ccなんだけれども
エンジンをかけた瞬間にダイナファミリーとは別のエンジンじゃと感じてしまう。
不思議なことに、同じエンジンなのに、まるでフィーリングが別物となっちょる。

これも、別に不思議というわけではなくて種明かしをすればバランサーがついているということじゃ。
ただ、たかがバランサーとあなどることなかれ。
1584ccもの2気筒の大型エンジンともなると、DYNAファミリーで経験したように振動は半端じゃない。
そこにバランサーがつくと、実にスムースに回ってくれるのじゃ。

かと言って、やはりハーレーのエンジンはやはりハーレーと感じるんだけど
ドホドボドボにシュルシュルシュルを混ぜたような音で、どうも表現しにくいのじゃが知りたい人は
是非、実車に試乗してみてちょうだい。

百聞は一見にしかず。・・・・・です。


このバランサーの効果は絶大で、さすがにDYNAの振動は勘弁してほしいと思う人でも、これが同じエンジンなの?
と、びっくりするくらいジェントルになっているのであるよ。

にもかかわず、強大なトルクは健在だから、いたって楽チンにクルージングすることができる。
しかもソフテイルファミリーはハーレーらしく、がたいもデカイ・・・・(笑)

振動は苦手だけど、ハーレーらしい風格と威圧感を楽しみたい人にはうってつけのハーレーだ。

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