2012年07月01日
ドゥカティ Monster 1100 EVO
誰にだって、「憧れ」というものがあると思う。
子供の頃、プロ野球の選手に憧れるとか、
映画好きであれば、銀幕のスターに憧れるとか・・・・。
これは子供の頃に限らず、物心ついた青年期になっても
物事の分別がつくようになる中年期になっても、
あるいは体がまるで言うことをきかなくなった老年期に入ったとしてもである。
車好きなら分かると思うんだけど、
きっと多くの車好きにとって、フェラーリやポルシェのオーナーになってみたいという憧れがあるんじゃないだろうか?
値段の問題ではなく、ましてや実用性も無視した
あくまでも男の憧れとしてのスポーツカーに乗ってみたいという憧れだ。
僕の場合、この感覚をバイクに置き換えると「DUCATI」ということになる。
あくまでも僕のイメージなんだけど、DUCATIはバイク界のフェラーリって感じがするんだよね。
ということで、セカンドバイク購入計画の一環としてドゥカティに乗ってきました・・・・♪(笑)
私のこのブログを読まれている方ならお分かりだろうし、実際に私に会ったことがある人もそう思うと思うのだが
ハッキリ言って私はバイクについてはド素人である。
偉そうなインプレッションなんかを書いてみたところで、所詮ド素人のたわごとなのである。
しかも、50歳を過ぎた中年というよりも初老に近い年齢のおやじなのである。
そんなおやじがドゥカティに乗っていいのか・・・・?
答えは
「いいんです!」
そもそも、今回の企画は行き当たりばったりの思いつきから始まったわけで、
唯一の条件は「条件をつけないこと。」なのじゃから。
この発想は、とっても非常識なことではあると思う。
そんなの常識的におかしいでしょ・・・・と思われても仕方ないことなのである。
ただ残り少ない人生ょ自分自身に言い訳しながら生きていくのは止めたいと思ったのじゃよ。
全ての可能性を否定しない。
そんなの無理と諦めるんじゃなくて、それを可能にするにはどうすればいいかを考え実践する。
実はセカンドバイク購入計画には、こんな意味が含まれているんじゃよ。
前置きが長くなってしまったが、
そんなことから憧れのドゥカティに乗ってきたわけです。

で私が試乗してきたのがMonster 1100 EVO。
にわかに信じてもらえないかもしれないのじゃが、本当にMonster 1100 EVOに試乗してきてしまいました。
我ながら無謀とは思いながらも、こんな無謀なことをする自分がけっこう好きだったりします・・・・(笑)
さて、またがったみたところ
ヤバイ・・・、シートがけっこう高い・・・・、片足になれば対応できるが、ちょっと足つき性は厳しいぞ。
妙な緊張感が走る・・・・。
そして、イグニッションオンでエンジンをかける。
一発でエンジンはかかったが、これがまた凄い!
ドゥカ、ドゥカ、ドゥカ・・・・とかなり迫力の重低音サウンドが鳴り響く。
このサウンドにつつまれて、さらに緊張感が高まる。
もちろん、いい意味での緊張感なんだけど、心が躍動するというか、その気にさせられるというか・・・・
エンジンかけただけなのに、体中からアドレナリンが分泌されているように気分になる。
そして、いざスタート。
エンストするんじゃないかと、ちょっと不安だったが、私の不安とは裏腹にスルスルと走り出してくれた。
先ずはホッとした。
なんだ、普通に走るじゃないの・・・・(笑)
信号が青に変わり、再度スタートを切ったのだが、前方に車はいないし、普通にアクセルを空けて加速感を体感しようとしたところ、とんでもないことが起きた。
別に加速の限界を試そうとしたわけではなく、普通にアクセルを空けただけなのに、
グゥヲォォォォォ~ッとばかりに強烈な加速をするもんで、つい体が置き去りになりそうになった。
要するにのけぞるような状態になったわけで、その結果、腕が伸びちゃうわけ。
腕が伸びるということは、さらにアクセルを開くこととなり、物凄い加速になっちゃうわけなのね・・・・・大汗
体を前傾にするようにしてアクセルを戻すと共にシフトアップして、難を逃れたけどとんでもない加速力じゃ・・・・。
トントントンとシフトアップすると、とんでもない速度になってしまっているので慌てて制限速度での巡航に移ろうとしたのだが、街中で4速・5速・6速は使いようがない・・・・。
どういう意味かと言うと、3000回転以下だとノッキングしそうになるのである。
まず2000回転など使えない回転域であるということが分かった。
とにかく、高回転が好きなようである。
ゆっくり低回転で平和に街乗りを流したいと思ってもMonster 1100 EVOはそんな乗り方を許してはくれないのじゃ。
「ゆっくり流してぇんなら、他のバイクに乗りな。」
とそう言われたような気がした。
まあ、これでも過去のドゥカティに比べればかなりジェントルに扱いやすくなっているという評判なのじゃからドゥカティ恐るべしである。
空冷2気筒のLツインエンジンの個性は強烈だ。
ひとことで言うと「獰猛」という言葉がピッタリ合うんじゃないかな。

Monster 1100 EVOというバイク、見た目はイタリアンらしい、お洒落でカッコイイという感じなのだが
いざ走り出すと、とんでもないじゃじゃ馬である。
じゃじゃ馬どころじゃないね、まさに獰猛なモンスターなのじゃよ。
例のごとく私設サーキットでほんのちょっと限界を試そうと思ったんだけど、今の私にはコイツの限界を試すほどの技量も勇気もない。なんたって200kmなんてアッという間に到達しちゃうんだよ。さすがにそれ以上は怖くて出せませんでした。これじゃインプレッションにもなんにもなってないんだけどね・・・・涙
足つき性がちょっと不安なところはあるけれど、いざ走り出すと、走りを楽しむために生まれてきましたといわんばかりの気持ちよさ・潔さがあるんだよね。Lツインの独特の鼓動感はライダーをその気にさせるし、加速の凄さと共にブレーキの効き具合、フィーリングは最高にいい。
デザインは最高にカッコいいし、造りも安っぽさなど微塵もないまさに本物志向という感じだ。
これぞイタリアン、これぞ男のバイクという感じだった。
男kawasakiという言葉をよく聞くが、男という表現はドゥカティにこそあるんじゃないのと思えるほど硬派なバイクだった。
軟弱なヤツはよせつけないほど威圧感と個性がある。
ほんの15分ほどの試乗だったんだけど、グッタリ疲れるほどであった。
もちろん、いい意味で疲れたんだけど、スポーツの後の爽快感と言っていいんでしょう。
そして、こんなバイクを自在に操れるようになったらカッコイイだろうなぁ。
と素直に感じる私であった。
子供の頃、プロ野球の選手に憧れるとか、
映画好きであれば、銀幕のスターに憧れるとか・・・・。
これは子供の頃に限らず、物心ついた青年期になっても
物事の分別がつくようになる中年期になっても、
あるいは体がまるで言うことをきかなくなった老年期に入ったとしてもである。
車好きなら分かると思うんだけど、
きっと多くの車好きにとって、フェラーリやポルシェのオーナーになってみたいという憧れがあるんじゃないだろうか?
値段の問題ではなく、ましてや実用性も無視した
あくまでも男の憧れとしてのスポーツカーに乗ってみたいという憧れだ。
僕の場合、この感覚をバイクに置き換えると「DUCATI」ということになる。
あくまでも僕のイメージなんだけど、DUCATIはバイク界のフェラーリって感じがするんだよね。
ということで、セカンドバイク購入計画の一環としてドゥカティに乗ってきました・・・・♪(笑)
私のこのブログを読まれている方ならお分かりだろうし、実際に私に会ったことがある人もそう思うと思うのだが
ハッキリ言って私はバイクについてはド素人である。
偉そうなインプレッションなんかを書いてみたところで、所詮ド素人のたわごとなのである。
しかも、50歳を過ぎた中年というよりも初老に近い年齢のおやじなのである。
そんなおやじがドゥカティに乗っていいのか・・・・?
答えは
「いいんです!」
そもそも、今回の企画は行き当たりばったりの思いつきから始まったわけで、
唯一の条件は「条件をつけないこと。」なのじゃから。
この発想は、とっても非常識なことではあると思う。
そんなの常識的におかしいでしょ・・・・と思われても仕方ないことなのである。
ただ残り少ない人生ょ自分自身に言い訳しながら生きていくのは止めたいと思ったのじゃよ。
全ての可能性を否定しない。
そんなの無理と諦めるんじゃなくて、それを可能にするにはどうすればいいかを考え実践する。
実はセカンドバイク購入計画には、こんな意味が含まれているんじゃよ。
前置きが長くなってしまったが、
そんなことから憧れのドゥカティに乗ってきたわけです。
で私が試乗してきたのがMonster 1100 EVO。
にわかに信じてもらえないかもしれないのじゃが、本当にMonster 1100 EVOに試乗してきてしまいました。
我ながら無謀とは思いながらも、こんな無謀なことをする自分がけっこう好きだったりします・・・・(笑)
さて、またがったみたところ
ヤバイ・・・、シートがけっこう高い・・・・、片足になれば対応できるが、ちょっと足つき性は厳しいぞ。
妙な緊張感が走る・・・・。
そして、イグニッションオンでエンジンをかける。
一発でエンジンはかかったが、これがまた凄い!
ドゥカ、ドゥカ、ドゥカ・・・・とかなり迫力の重低音サウンドが鳴り響く。
このサウンドにつつまれて、さらに緊張感が高まる。
もちろん、いい意味での緊張感なんだけど、心が躍動するというか、その気にさせられるというか・・・・
エンジンかけただけなのに、体中からアドレナリンが分泌されているように気分になる。
そして、いざスタート。
エンストするんじゃないかと、ちょっと不安だったが、私の不安とは裏腹にスルスルと走り出してくれた。
先ずはホッとした。
なんだ、普通に走るじゃないの・・・・(笑)
信号が青に変わり、再度スタートを切ったのだが、前方に車はいないし、普通にアクセルを空けて加速感を体感しようとしたところ、とんでもないことが起きた。
別に加速の限界を試そうとしたわけではなく、普通にアクセルを空けただけなのに、
グゥヲォォォォォ~ッとばかりに強烈な加速をするもんで、つい体が置き去りになりそうになった。
要するにのけぞるような状態になったわけで、その結果、腕が伸びちゃうわけ。
腕が伸びるということは、さらにアクセルを開くこととなり、物凄い加速になっちゃうわけなのね・・・・・大汗
体を前傾にするようにしてアクセルを戻すと共にシフトアップして、難を逃れたけどとんでもない加速力じゃ・・・・。
トントントンとシフトアップすると、とんでもない速度になってしまっているので慌てて制限速度での巡航に移ろうとしたのだが、街中で4速・5速・6速は使いようがない・・・・。
どういう意味かと言うと、3000回転以下だとノッキングしそうになるのである。
まず2000回転など使えない回転域であるということが分かった。
とにかく、高回転が好きなようである。
ゆっくり低回転で平和に街乗りを流したいと思ってもMonster 1100 EVOはそんな乗り方を許してはくれないのじゃ。
「ゆっくり流してぇんなら、他のバイクに乗りな。」
とそう言われたような気がした。
まあ、これでも過去のドゥカティに比べればかなりジェントルに扱いやすくなっているという評判なのじゃからドゥカティ恐るべしである。
空冷2気筒のLツインエンジンの個性は強烈だ。
ひとことで言うと「獰猛」という言葉がピッタリ合うんじゃないかな。
Monster 1100 EVOというバイク、見た目はイタリアンらしい、お洒落でカッコイイという感じなのだが
いざ走り出すと、とんでもないじゃじゃ馬である。
じゃじゃ馬どころじゃないね、まさに獰猛なモンスターなのじゃよ。
例のごとく私設サーキットでほんのちょっと限界を試そうと思ったんだけど、今の私にはコイツの限界を試すほどの技量も勇気もない。なんたって200kmなんてアッという間に到達しちゃうんだよ。さすがにそれ以上は怖くて出せませんでした。これじゃインプレッションにもなんにもなってないんだけどね・・・・涙
足つき性がちょっと不安なところはあるけれど、いざ走り出すと、走りを楽しむために生まれてきましたといわんばかりの気持ちよさ・潔さがあるんだよね。Lツインの独特の鼓動感はライダーをその気にさせるし、加速の凄さと共にブレーキの効き具合、フィーリングは最高にいい。
デザインは最高にカッコいいし、造りも安っぽさなど微塵もないまさに本物志向という感じだ。
これぞイタリアン、これぞ男のバイクという感じだった。
男kawasakiという言葉をよく聞くが、男という表現はドゥカティにこそあるんじゃないのと思えるほど硬派なバイクだった。
軟弱なヤツはよせつけないほど威圧感と個性がある。
ほんの15分ほどの試乗だったんだけど、グッタリ疲れるほどであった。
もちろん、いい意味で疲れたんだけど、スポーツの後の爽快感と言っていいんでしょう。
そして、こんなバイクを自在に操れるようになったらカッコイイだろうなぁ。
と素直に感じる私であった。
Posted by うっちぃ at 10:05│Comments(2)
│インプレッション
この記事へのコメント
うお~~!ドゥカティ行きましたか!
うらやましい(^^ゞ
でもどうせならパニガーレSとかに乗ってみたいですね^^
無茶は承知で・・・。
そもそも、日本でこのバイクに乗ることが無茶ですから、それを承知で乗るのが粋でかっこいいのかもしれませんね^^
モトグッツィにも是非乗ってみて欲しいなあ。
トライアンフも^^
レポいつも楽しんでます^^
うらやましい(^^ゞ
でもどうせならパニガーレSとかに乗ってみたいですね^^
無茶は承知で・・・。
そもそも、日本でこのバイクに乗ることが無茶ですから、それを承知で乗るのが粋でかっこいいのかもしれませんね^^
モトグッツィにも是非乗ってみて欲しいなあ。
トライアンフも^^
レポいつも楽しんでます^^
Posted by 万里パパ at 2012年07月01日 17:21
万里パパさん
どうせならパニガーレSのお気持ちは分かります。
ただCBR1000RRで、あの前傾姿勢は辛いことを体験してるもんですから
SSタイプは候補じゃないんですよねぇ。
これは逃げじゃなくて、あくまでも僕の好みというか意思ですので
そこんとこ、よろしく・・・・♪(笑)
どうせならパニガーレSのお気持ちは分かります。
ただCBR1000RRで、あの前傾姿勢は辛いことを体験してるもんですから
SSタイプは候補じゃないんですよねぇ。
これは逃げじゃなくて、あくまでも僕の好みというか意思ですので
そこんとこ、よろしく・・・・♪(笑)
Posted by うっちぃ
at 2012年07月02日 08:52

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