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2012年09月20日

五里霧中、雨にも負けずZX-14R①

今回の東京出張でのお楽しみは、kawasaki ZX-14Rをレンタルしての一泊二日ツーリング。
ツーリング目的は志賀草津道路を走ること。
とにかく一度は走ってみたい道なので、kawasakiが量産車世界最速を誇るZX-14Rを借りてみた。

五里霧中、雨にも負けずZX-14R①
ちなみにZX-14RとZZR1400は基本的にはほぼ同じなんだけど、ZX-14は北米向け車両ということで排ガス対策が北米用になっているのでZZR1400よりも、ちょっと馬力があるらしい。それとメーターがマイル表示になっていることが違いのようだ。

借りるときの注意点として店員さんから言われたのが、kawasaki ZX-14とsuzuki隼、この2車種は立ちコケNo.1ということで、Uターンはやめてくださいといわれた。たしかにハンドル切れないし重たいもんね、いかにも立ちコケしそうじゃ・・・・(笑)

さて、またがってみると、見た目ほど足つき性は悪くない。と言ってもあくまで見た目ほど悪くないというレベルで決していいとはいえない。

外見はいかにも戦闘的で獰猛な大型肉食獣を連想しそうなデ、ザインじゃが、エンジンをかけてみると普通なんだよね。大迫力サウンドを期待していると肩透かしをくらったような感じなのじゃが、それはあくまでデザインから想像するものであってエンジンサウンドとしてはこのくらいがまともな感じはする。

エンジンは1400ccオーバーの大排気量じゃから低回転域からトルクフルじゃ。スタートはスロットをあけなくたってクラッチをゆっくり放していけばエンストの心配もなくすんなり走り出してくれる。しかも超低回転からレッドゾーンの11000回転まで実にスムースによどみなく回ってくれる。

まあ現実にはレッドまで回したら1速で高速道路でも制限速度オーバーになってしまうので一般道では使わないんだけどね。

例のごとく私設サーキットで試してみたんだけど、ハッキリ言って私の技量と精神力(勇気)ではZX-14の実力を測ることはできやせん。なんたって先ほど書いたようにレッドまで回そうとすると1速で100kmオーバーになっちゃうんですよ。時速200kmなんてアッという間の出来事で、この加速力があれば高速でストレートで前がちょっと空いたら一瞬で出せちゃうわけです。ちなみに時速200kmでの回転は6速で6500弱という感じなんで、まだまだ余裕。

私は250kmくらいまでしか出していませんが、この超高速域でも、なんら不安を感じさせないほど安定しているんです。逆に怖いくらいですよ。200kmオーバーの世界を私のようなへなちょこライダーでも不安なく出せちゃうんですからね。よっぽどの自制心がないと逆に危険なバイクです。

さて、関越・上信越道を使っての高速ツーリングはZX-14の最も得意とするステージですね。
100km巡航はGNでいうと40kmで走っているような感じでね、カウルのおかげで防風効果もバッチリで、前傾姿勢の割には疲れない不思議なバイクです。ちなみに100km走行時の回転は6速3200回転。もうらくちんツーリングです。

で、感じたのがこれだけのパワーを受け止めるフレームがしっかりしているということと、サスペンションのセッティングが流石kawasakiという感じなんですよね。しなやかなんです。敏感過ぎず、鈍重過ぎずというまさに高速ツーリングにはこういう味付けをしてほしいというセッティングなんです。絶妙です。

そして、お楽しみワインディングロード。
実は高速走行に負けず劣らず、ワインディングも流石はkawasakiという感じなんです。特に私がびっくりしたのは荒れた路面での接地性というか安定した挙動というのか、サスペンション自体が荒れた部分を制御してくれるという感じなんですよ。

これってなんなの?
どんなマジックが隠されているかは素人の私が知る由もないのじゃが、これなら安心してワインディングを楽しめるというもんです。

ただし、ヒラヒラと軽快に舞うという感じの楽しさではないんです。しっかりとした重量感を感じながらも不思議と軽快にコーナーをクリアできるという感じです。でもってトルクフルなエンジンのおかげでシフトチェンジも適当なレベルで対応してくれちやうんですよ。トルクバンドに乗せてというよりも、少々高めのギヤでも難なくコーナリングできてしまうというわけです。

逆に言うと、エンジンを回してる感があまりないんですよね。もちろんベテランライダーならこのパワーを存分に使えるんでしょうが、所詮へなちょこライダーの私には無理な話でね。高揚感という意味では強烈過ぎるエンジンパワーのおかげで逆に使えないもんだからイマイチって感じになっちゃうんだけど、これはあくまでも私のようなへなちょこライダーの感想なのであしからず。

おっと時間がなくなったので、続きは後日ということで・・・・



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Posted by うっちぃ at 18:23│Comments(4)インプレッション
この記事へのコメント
今回はカワサキのフラッグシップですか^^
このクラスのバイクはロングツーリング用だと割り切って使わないと、命と免許の点数がいくらあっても足りないですね(^^ゞ
Posted by 万里パパ at 2012年09月20日 21:54
そーそー!万里パパさんのおっしゃるとおり!ZZR1100に乗ってるときも(当時)軽快感は、ないのに結構速い!空力の良さとエンジン回転の低さ、シャシ鋼性の高さから、スピード感覚が・・・・!いわゆる「ワープマシン!?」命と免許の点数が、いくら有っても足りません!でも、1400は、ごつ過ぎ?なので、中古でいいから、1200が欲しいな!なんて!
明日から、秋の交通安全週間なので、気をつけてお楽しみください!
Posted by トモジイ at 2012年09月20日 22:18
万里パパさん

たしかに、こういうジャンルのバイクは割りきりが必須ですね。
チョイ乗りするにも覚悟が必要です・・・・(笑)
Posted by うっちぃうっちぃ at 2012年09月22日 09:06
トモジイさん

ワープマシンかぁ、
まさにピッタリの表現ですね。
この表現、使わせていただきま~す・・・・♪(笑)
Posted by うっちぃうっちぃ at 2012年09月22日 09:07
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