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2012年11月17日

GN125Hを早く走らせるいい方法

先日の11月15日にGN125Hのベストセッティングについてということで書いたが、いろいろと貴重なコメントをいただき、ありがとうございました。



バイクというのは乗り方も好みも人それぞれなんだけど、どうやら同じGN倶楽部でも関西メンバーの好みは峠のような坂道でも元気良く加速するセッティングが好みのようじゃ。

まあ、誰だって元気良く加速する方がいいに決まってると思うのじゃが、そのためにはローギヤード化とかハイパワー化ということになると思うんだけど、そうすれば今度は同じ速度でも回転が上がるとか、燃費が悪くなるというようなことが起きるはずで、要するにどっちがいいか自分の好みで決めるということになるわけじゃよね。

がしかし・・・・

もしも、回転数や燃費はそのままに、あるいは燃費が良くなって、さらに加速も良くなるという方法があったらどうだろう?
ちょっと知りたくないですか?


実は思いついちゃったんです。



パワーウエイトレシオという言葉をご存知だろうか?
加速力や最高速度、あるいは燃費というのはギヤ比によって変わってくるものです。
簡単に言えば、例外はあるもののローギヤードにすれば加速は良くなるが最高速は落ちる。逆にハイギヤードにすれば加速はにぶるが最高速は上がる。みたいな感じです。

ただ、これも同じエンジンという条件なわけなんだけど、上記したパワーウエイトレシオというのはその名の通り出力荷重比ということなんだけど、同じ馬力のエンジンでも車重が軽ければそれだけ加速力は良くなるわけで、その指標として使われているのがパワーウエイトレシオということです。

例えば、GN125Hの場合カタログ値でいうとエンジン出力は12.5馬力で車重は113kgであるからパワーウエイトレシオは9.04kgということになる。計算式はいたって簡単で車重÷馬力=パワーウエイトレシオだ。要するに1馬力あたり何キロの加重がかかっているかということ。だからGN125Hの場合は1馬力で9.04kgの重さのものを引っ張っていると考えればいいわけね。

同じGN125でも新型の2Fの場合は10.6馬力で110kgだからパワーウエイトレシオは10.38kgということになる。パワーウエイトレシオで見ると1.34kgの差ですね。これはかなり大きな差だと思いますよ。乗り比べてみるとハッキリ実感できるんだけど、まるでパワー感が違いますからね。

さて、このパワーウエイトレシオを良くする方法なんですが、この数値を良くするには方法は2つ。
パワーアップするか車重を軽くするかということです。

ただし一般的にはパワーアップすれば加速は良くなるけど燃費は悪くなりますよね。
ということは、車重を軽くするというのが理想なわけです。

まあ、出来るかどうかは別として理想論として書くと、GN125Hで言えばフレームをアルミフレームにするとか各パーツをカーボン化するとか、とにかく軽量パーツをふんだんに使うことによってオリジナルの113kgから13kg減らして100kgになったとするでしょ。するとパワーウエイトレシオは8kgになるわけです。

そうすると加速力はアップし、軽量化された分燃費だってよくなるし、さらに最高速度も上がる可能性があるわけです。
でも、とんでもない金額がかかっちゃうでしょうから、それなら別のバイクを買っちゃおうというこになりかねません。

さて、パワーウエイトレシオのことを書きましたが、上記した内容はあくまでもバイク単体での話し。
現実にはバイクにはライダーが乗りますよね。
ということは、正確には車重+ライダーの体重が現実的な重さになるわけです。

例えば私の場合。メタボな自分をさらけ出すのはちょいと躊躇しちゃいますが、まあ誰も気にも留めてないだろうから書いちゃいますけど身長170cmで体重は75kgもあるわけじゃよ。さらにバイクに乗る時はごっついライダーブーツを履いたりライダージャケットを着たりと普段より数キロ重い装備で乗るから例えば80kgとしましょうか。

すると113Kg+80kg=193kgということになりパワーウエイトレシオは15.44kgじゃ・・・・汗
これじゃお話になんないでしょ・・・・大汗

頑張ってエンジンパーをアップしたところで所詮125ccの小型エンジンなんだから1馬力前後がいいところじゃ。
軽量化と言っても2~3kgがいいところでしょう。
すなわち、大枚はたいてパワーアップ+軽量化をして12.5馬力が13.5馬力に、そして193kgが190kgになったとしても
パワーウエイトレシオは14.7kgにしかならない・・・・。

さあどうする・・・・?





こうすりゃいいんじゃないの。


バイクの軽量化は重要じゃが、たかがしれておるし、軽量化もほどほどにしておかないと安全面が心配になる。
パワーウエイトレシオを現実的に考えれば、最も効果があるのは
自分自身のダイエットではないかっ!!!


何が理想なのかよく分からないが、聞くところによると身長170cm成人男子の理想体重は63kgらしい。
確かに私は22歳で入社したときの体重は60kgであったから、あながち無謀な数値とも思えない。
いやいや、あの頃は動きも軽やかで今とは比べようもないくらい元気であった。

もし、私が一念発起してダイエットに挑み、理想体重の63kgになったとすると
63kg+113kg=176kgになるわけでパワーウエイトレシオは14.08kgじゃ。


なるほど、
GN125Hを早く走らせる最もいい方法は自分自身のダイエットじゃ。
私を筆頭にメタボで悩む諸兄の方々、
バイク本体も大事じゃが、自分自身の見直しも必要かもしれませんぞ・・・・♪(笑)


それにしても、こうして計算してみると恐ろしい。
同じGN125Hでも、私が乗ればパワーウエイトレシオは15.44kg
体重50kgの女性が乗れば13.04kgじゃ。
パワーウエイトレシオで2kg以上の差というのは、125Hと2F以上の差があるわけじゃもんね。


同じバイクなのに、おそらく女性ライダーにぶっちぎられるよ・・・・♪(笑)

  
タグ :GN125GN125H


Posted by うっちぃ at 10:15Comments(8)GN125H日記