2011年10月01日
原付二種GN125Hで行く、大阪-東京出張ツーリング 4
私がGN125Hを購入した目的のひとつに交通費の経費節減がある。
その詳細については「GN125Hへの妄想が膨らむ」で書いているので暇な方はどうぞ。
自宅から心斎橋にあるオフィスの通勤に使うことがメインになると思われるのだが、それでは元をとるのに2年+かかるわけで、経費節減に繋がるのは3年目に入ってからということになる。そこで大阪-東京の出張旅費をこのGN125Hで大幅な節減をしようと企んだわけだ。
ただ一日で下道を500km以上走るというのは学生ならいざしらず、50歳を超えたおやじにそんなことが出来るのか?
理論上は問題ないし現実にやってのけている人達は数多くいるはずだ。ただ今の自分に本当にできるのか?無謀とも思えるこのプランに対して正直なところ不安でいっぱいであった。そして、もし達成できたとしても、もうこんな経験はしたくないと思うのではないかという不安もあった。まあ、そんな気持ちになったらサッサと売っぱらってしまおうと思ってもいた。
9月26日に大阪から東京への1日ツーリングが成功したわけだが、日記に書いたとおり名古屋から東京までの12時間は小雨とはいえずーっと雨の中のツーリングであった。辛いに決まっている。なのに不思議なことに達成した充実感というのは言葉に言い表せない喜びがあった。こんな辛い思いをしながら翌日は高尾への往復100km以上のプチツーリングをしているし、その翌日にはやはり100km以上の秩父方面プチツーリングも敢行した。そして29日の復路というわけだ。

たしかに1日に500km以上の下道ツーリングは疲れる。16時間もバイクに乗っていればどんなバイクだってお知りがムズ痛くなるもんである。それでも楽しいというのは、なぜなのか・・・・?
まあ、その答えはどうでもいい。楽しいと感じることに理屈や理由などいらないのである。楽しいと思えることそのものに感謝である。

さて、気になる経費であるがここではあくまで交通費ということで計算してみよう。
今回のツーリングにかかった交通費というのはガソリン代だけである。
348km 8.84リッター 1290円
267km 6.03リッター 826円
190km 4.42リッター 606円
286km 6.64リッター 930円
235km 5.63リッター 771円
1,326km 31.56リッター 4423円
ということで、今回の出張ツーリングで走った距離は1,326kmで31.56リッターのガソリンを消費。かかった費用は4,423円であった。詳細は省くが一回の東京出張でかかる交通費は35,000円くらいなのでザックリと3万円の経費節減となったわけだ。机上の計算ではなく現実にこうして経費節減ができたというのは、やはり嬉しいもんである。しかも、辛いながらも楽しいという充実感までついての話である。ということで経費節減は実証できたわけだ。
ちなみに今回のツーリングでの燃費はリッター42kmであった。
ところで今回のロングツーリングをして感じたこと気づいたことがいろいろある。それをまとめてみよう。
1.匂いを感じる。
実を言うとこれには驚いた。都会で暮らしていると匂いというものをあまり感じたことがないのだが、バイクでツーリングしているといろんな匂いが鼻にはいってくる。養鶏場の匂い、養豚場の匂い、漁港の匂い、潮の匂い、化学工場の匂い、なんだかよく分からないけど、あっこの匂い昔子供の頃にかいだ匂いだ・・・・なんてことがあるのである。高速を使った車や新幹線、飛行機では絶対に感じることができない経験である。
2.気温の変化を体感
9月もお彼岸を過ぎれば最高に過ごしやすい季節である。それこそツーリングには最高の季節ということになるのであろうが現実は厳しいものがあった。車に慣れていると感じないことなのだが風を切って走るバイクではモロに感じるのである。当たり前のことではあるが1日のうちに最高気温と最低気温があり気温差が10度近い場合がある。そらに標高や場所によってもまるで気温は変わってくる。そして気温そのものも重要ではあるがロングツーリングの場合にはずーっと風を受けることとなり、想像以上に冷えるのだ。今回のツーリングでそれを痛いほど実感するこことなった。ウェアでの防寒対策はもちろんだが、防風のためのスクリーンは必需品のように思えたので次回のツーリングまでには準備しようと早速ネットで注文をした。ちなみに私が注文したのはこの旭風防のスポーツタイプだ。

3.ローカルを味わう
今回のツーリングで凄く嬉しかったのが「食堂さくら屋」。先日の日記に書いたとおりなのだが料理はもちろん美味しかったがそれ以上に大将と店員のおばさんたちの人柄が最高なのだ。ファミレスなんかでは味わえない人とのふれあいである。なんというのか昭和ながらの人情味を感じるんだよね。東京へ向かうときのランチは「食堂さくら屋」が私の定番になりそうだ。(笑)
4.時間も心も余裕をもって
なんと言っても安全第一だ。事故やトラブルに見舞われることなく無事に目的を達成することが一番。そのためには時間の余裕はタップリとっておいた方がいい。時間の余裕があれば精神的にも余裕が生まれる。焦って事故るのが一番もったいない。とにかくロングツーリングをする場合には十分過ぎるほどの余裕を持って計画を立て、そしてそれを実践することだ。
5.これから必要なもの
実際に体験してみて分かるというものがある。知識で知っていても体験してみないとピンとこないことはいくらでもあるわけで、そういう意味で今回のツーリングは非常に有意義だった。今回私が準備した中で大活躍してくれたのがレイングッズだ。レインウェアはもちろんだがブーツカバーは効果覿面であった。もし持っていなければ用意しておくことをお勧めします。
で、これから準備する必要があるなと感じたのが
・フロントスクリーン
・ハンドルカバー
・冬用の防寒・防水ジャケット
・冬用の防寒・防水パンツ
・フルフェイスヘルメット
・バイク用ネックウォーマー
これらを全部揃えだすと経費節減どころの騒ぎではなくなるのだが・・・・(笑)
もう、お分かりのことと思うが本音では経費節減など出来るはずがないと思っておる。まあ、長い目で見れば節減効果はあると思うのだが、経費節減というのはGN125Hを購入するための家庭内プレゼンの名目なのだ。
決して無駄な買い物をしているわけではないのだぞという、妻に対して、そして自分に対しての言い訳みたいなもんだ。
ただ、大人の趣味としてはとてもリーズナブルなものだと思う。駅や塾までのタンデム走行で妻も娘も喜んでくれており家庭円満のアイテムとなっておるんじゃから、ある意味でとってもいい買い物をしたと感じておる。これからさらに経費はかかっていくであろうが、それも家庭円満&趣味と実益を兼ねておるということで十分納得だ。
もう、頭の中は次のツーリングの妄想が始まっておる・・・・♪(笑)
1.大阪-東京出張ツーリング 1 (往路)
2.大阪-東京出張ツーリング 2 (プチツーリング)
3.大阪-東京出張ツーリング 3 (復路)
4.原付二種GN125Hで行く、大阪-東京出張ツーリング 4
その詳細については「GN125Hへの妄想が膨らむ」で書いているので暇な方はどうぞ。
自宅から心斎橋にあるオフィスの通勤に使うことがメインになると思われるのだが、それでは元をとるのに2年+かかるわけで、経費節減に繋がるのは3年目に入ってからということになる。そこで大阪-東京の出張旅費をこのGN125Hで大幅な節減をしようと企んだわけだ。
ただ一日で下道を500km以上走るというのは学生ならいざしらず、50歳を超えたおやじにそんなことが出来るのか?
理論上は問題ないし現実にやってのけている人達は数多くいるはずだ。ただ今の自分に本当にできるのか?無謀とも思えるこのプランに対して正直なところ不安でいっぱいであった。そして、もし達成できたとしても、もうこんな経験はしたくないと思うのではないかという不安もあった。まあ、そんな気持ちになったらサッサと売っぱらってしまおうと思ってもいた。
9月26日に大阪から東京への1日ツーリングが成功したわけだが、日記に書いたとおり名古屋から東京までの12時間は小雨とはいえずーっと雨の中のツーリングであった。辛いに決まっている。なのに不思議なことに達成した充実感というのは言葉に言い表せない喜びがあった。こんな辛い思いをしながら翌日は高尾への往復100km以上のプチツーリングをしているし、その翌日にはやはり100km以上の秩父方面プチツーリングも敢行した。そして29日の復路というわけだ。
たしかに1日に500km以上の下道ツーリングは疲れる。16時間もバイクに乗っていればどんなバイクだってお知りがムズ痛くなるもんである。それでも楽しいというのは、なぜなのか・・・・?
まあ、その答えはどうでもいい。楽しいと感じることに理屈や理由などいらないのである。楽しいと思えることそのものに感謝である。
さて、気になる経費であるがここではあくまで交通費ということで計算してみよう。
今回のツーリングにかかった交通費というのはガソリン代だけである。
348km 8.84リッター 1290円
267km 6.03リッター 826円
190km 4.42リッター 606円
286km 6.64リッター 930円
235km 5.63リッター 771円
1,326km 31.56リッター 4423円
ということで、今回の出張ツーリングで走った距離は1,326kmで31.56リッターのガソリンを消費。かかった費用は4,423円であった。詳細は省くが一回の東京出張でかかる交通費は35,000円くらいなのでザックリと3万円の経費節減となったわけだ。机上の計算ではなく現実にこうして経費節減ができたというのは、やはり嬉しいもんである。しかも、辛いながらも楽しいという充実感までついての話である。ということで経費節減は実証できたわけだ。
ちなみに今回のツーリングでの燃費はリッター42kmであった。
ところで今回のロングツーリングをして感じたこと気づいたことがいろいろある。それをまとめてみよう。
1.匂いを感じる。
実を言うとこれには驚いた。都会で暮らしていると匂いというものをあまり感じたことがないのだが、バイクでツーリングしているといろんな匂いが鼻にはいってくる。養鶏場の匂い、養豚場の匂い、漁港の匂い、潮の匂い、化学工場の匂い、なんだかよく分からないけど、あっこの匂い昔子供の頃にかいだ匂いだ・・・・なんてことがあるのである。高速を使った車や新幹線、飛行機では絶対に感じることができない経験である。
2.気温の変化を体感
9月もお彼岸を過ぎれば最高に過ごしやすい季節である。それこそツーリングには最高の季節ということになるのであろうが現実は厳しいものがあった。車に慣れていると感じないことなのだが風を切って走るバイクではモロに感じるのである。当たり前のことではあるが1日のうちに最高気温と最低気温があり気温差が10度近い場合がある。そらに標高や場所によってもまるで気温は変わってくる。そして気温そのものも重要ではあるがロングツーリングの場合にはずーっと風を受けることとなり、想像以上に冷えるのだ。今回のツーリングでそれを痛いほど実感するこことなった。ウェアでの防寒対策はもちろんだが、防風のためのスクリーンは必需品のように思えたので次回のツーリングまでには準備しようと早速ネットで注文をした。ちなみに私が注文したのはこの旭風防のスポーツタイプだ。

3.ローカルを味わう
今回のツーリングで凄く嬉しかったのが「食堂さくら屋」。先日の日記に書いたとおりなのだが料理はもちろん美味しかったがそれ以上に大将と店員のおばさんたちの人柄が最高なのだ。ファミレスなんかでは味わえない人とのふれあいである。なんというのか昭和ながらの人情味を感じるんだよね。東京へ向かうときのランチは「食堂さくら屋」が私の定番になりそうだ。(笑)
4.時間も心も余裕をもって
なんと言っても安全第一だ。事故やトラブルに見舞われることなく無事に目的を達成することが一番。そのためには時間の余裕はタップリとっておいた方がいい。時間の余裕があれば精神的にも余裕が生まれる。焦って事故るのが一番もったいない。とにかくロングツーリングをする場合には十分過ぎるほどの余裕を持って計画を立て、そしてそれを実践することだ。
5.これから必要なもの
実際に体験してみて分かるというものがある。知識で知っていても体験してみないとピンとこないことはいくらでもあるわけで、そういう意味で今回のツーリングは非常に有意義だった。今回私が準備した中で大活躍してくれたのがレイングッズだ。レインウェアはもちろんだがブーツカバーは効果覿面であった。もし持っていなければ用意しておくことをお勧めします。
で、これから準備する必要があるなと感じたのが
・フロントスクリーン
・ハンドルカバー
・冬用の防寒・防水ジャケット
・冬用の防寒・防水パンツ
・フルフェイスヘルメット
・バイク用ネックウォーマー
これらを全部揃えだすと経費節減どころの騒ぎではなくなるのだが・・・・(笑)
もう、お分かりのことと思うが本音では経費節減など出来るはずがないと思っておる。まあ、長い目で見れば節減効果はあると思うのだが、経費節減というのはGN125Hを購入するための家庭内プレゼンの名目なのだ。
決して無駄な買い物をしているわけではないのだぞという、妻に対して、そして自分に対しての言い訳みたいなもんだ。
ただ、大人の趣味としてはとてもリーズナブルなものだと思う。駅や塾までのタンデム走行で妻も娘も喜んでくれており家庭円満のアイテムとなっておるんじゃから、ある意味でとってもいい買い物をしたと感じておる。これからさらに経費はかかっていくであろうが、それも家庭円満&趣味と実益を兼ねておるということで十分納得だ。
もう、頭の中は次のツーリングの妄想が始まっておる・・・・♪(笑)
1.大阪-東京出張ツーリング 1 (往路)
2.大阪-東京出張ツーリング 2 (プチツーリング)
3.大阪-東京出張ツーリング 3 (復路)
4.原付二種GN125Hで行く、大阪-東京出張ツーリング 4
2011年10月01日
大阪-東京出張ツーリング 3 (復路)
東京での仕事も無事終わり、いよいよ大阪へ戻ることとなった。
いつものように夜11時に就寝についたので5時前には目が覚めるた゜ろうと思っていたのだが大阪を出発する日の再現ではないかと思うくらい、なんと2時15分に目が覚めてしまった。(笑)
まるで大阪を出発する時の再現フィルムをょ見るような思いで全く同じ行動をとり3時過ぎに出発することとなった。
同じように真っ暗闇ではあるのだが、山手通りから246号のコースでは常に街灯があり恐怖を感じることはなかった。ただ問題がひとつ。とにかく寒い。早朝出発の寒さ対策として長袖のアンダーウェアに長袖の厚手のシャツ、さらに中綿つきのジャケットを着て走っていたのだが途中あまりに寒いのでさらにその上にレインウェアを着込んだ。これでグッと寒さはやわらいだので正解、正解とほくそ笑んでいたのだが御殿場に入る頃にはこの装備でも寒くてまいった。もし再度、大阪-東京出張ツーリングをするとなるとさらに寒くなるわけだから本格的な寒さ対策を打たなければならないと痛感した次第である。

5時半を過ぎた頃だろうか、東の空がだんだんと明るくなってきた。ちょうど御殿場あたりということになるのだが朝焼けの赤い陽の光が富士山に当たり、なんとも妖艶な姿が見え出した。この写真は「道の駅 ふじおやま」でのショットだ。

ここで熱いコーヒーで温まり、気合を入れて出発だ。
太陽が昇り始めると気温もどんどん上がっていくのがよく分かる。このあたりがバイクの醍醐味のひとつかもしれない。スイスイと走っていたのだが時計を見ると8時を過ぎているので出発してから5時間走っていることになる。毎度のごとくマクドナルドでソーセージマフィンとホットコーヒーの朝食をとることにする。なんだか体が慣れてしまったのか5時間走行しても辛いという感覚がないのが不思議だ。それよりも寒さの方が辛かったことを思い出す。ただ午前8時過ぎだというのにさっきまでの寒さが嘘のように暖かい。これからはレインウェアを脱いでの走行だ。

さてこの写真は田子の裏での写真なのだが沼津に入るとしばらくは海岸線に沿っての走行となり左手は駿河湾ということになる。海好きの私にとってはたまらない景色であり、駿河湾を颯爽と走る漁船を見るとしばらく見ていたい気分になるのである。休憩というほどではないがしばし海岸線を眺めることとなった。
そうだ、その前にこの写真を紹介しなくては・・・・
なんと納車1ヶ月で3333.3kmを走破いたしました~・・・・・♪
ということで記念の写真です。


この写真は浜名湖を越えてしばらく行った湖西市の白須賀というところだ。本来であれば浜名バイパスを通りたいところだが125cc未満通行禁止なので下道を通っていたわけで、だからこそ見れた場所でもある。おそらく地元サーファーにとってはいいポイントなのであろう、結構な数のサーファーがいた。こういう場所を見つけれるというのも原付二種GN125Hの魅力のひとつのような気がする。

ここからは国道1号で名古屋に向かってひた走るわけだが名古屋手前の岡崎で昼食休憩だ。昼食はなか卯で和風牛丼を食べた。ここに着く前から感じていたのだが御殿場あたりの寒さが嘘のようでとにかく暑い。ここからはジャケットを脱いでの走行となる。まるで一日のうちで夏と冬の両極端すなわち四季を感じてしまうほどの変化である。これもバイクロングツーリングならではの経験ということになるのであろう。まさか、この歳でこんな経験するなんてねぇ~(笑)
昼食を済ませばあとはひた走り。岡崎を出たのが1時半くらいであったから7時くらいまでには家に帰れるはずだ。
これは桑名市の伊勢大橋の橋の上から撮った写真である。実は走っている時は地名も橋の名前も分からなかったのだがデジカメのGPS機能がものをいってくれている(笑)

こうして確認すると、へぇ~、あの橋は伊勢大橋っていうんだぁといまさらながら感心している次第である。
伊勢大橋をわたると亀山に向かうわけだが、帰りは亀山から25号を使わずに1号にすることにした。まだまだ陽が高い位置にあるので問題はないとは思うのだが次回のツーリングのことも考慮して1号コースを使ってみることにした。距離的には10kmほど長くなるのだがどんなもんか、これも経験である。そして結論から言うと1号は25号同様山間の道ではあるが道幅もありしっかり舗装されているので安心して走ることができる。ということは大阪から東京に向かう暗い時間帯では1号を、そして明るい時間帯であれば25号を使うのがいいだろうと感じた。
ただ1号を通るということは大津に入り京都を通って大阪に入るわけだから、それなりに渋滞しているのでその辺は覚悟しておかなければならない。
そして家に着いたのが6時半。朝3時に出発して夕方6時半に着いたということは16時間半かかったことになる。行きが16時間であったから実質的に16時間~17時間みておけばオーケーということになる。
この時間を現実的と感じるか、ふざけんなと感じるかはその人次第であるが、実際に経験した私としては結構楽しい時間であった。
ちょっと長くなってしまったので、総括としての感想は次回に回すが、50を過ぎてこんな経験が出来た自分は幸せ者だと思った次第である。
1.大阪-東京出張ツーリング 1 (往路)
2.大阪-東京出張ツーリング 2 (プチツーリング)
3.大阪-東京出張ツーリング 3 (復路)
4.原付二種GN125Hで行く、大阪-東京出張ツーリング 4
いつものように夜11時に就寝についたので5時前には目が覚めるた゜ろうと思っていたのだが大阪を出発する日の再現ではないかと思うくらい、なんと2時15分に目が覚めてしまった。(笑)
まるで大阪を出発する時の再現フィルムをょ見るような思いで全く同じ行動をとり3時過ぎに出発することとなった。
同じように真っ暗闇ではあるのだが、山手通りから246号のコースでは常に街灯があり恐怖を感じることはなかった。ただ問題がひとつ。とにかく寒い。早朝出発の寒さ対策として長袖のアンダーウェアに長袖の厚手のシャツ、さらに中綿つきのジャケットを着て走っていたのだが途中あまりに寒いのでさらにその上にレインウェアを着込んだ。これでグッと寒さはやわらいだので正解、正解とほくそ笑んでいたのだが御殿場に入る頃にはこの装備でも寒くてまいった。もし再度、大阪-東京出張ツーリングをするとなるとさらに寒くなるわけだから本格的な寒さ対策を打たなければならないと痛感した次第である。
5時半を過ぎた頃だろうか、東の空がだんだんと明るくなってきた。ちょうど御殿場あたりということになるのだが朝焼けの赤い陽の光が富士山に当たり、なんとも妖艶な姿が見え出した。この写真は「道の駅 ふじおやま」でのショットだ。
ここで熱いコーヒーで温まり、気合を入れて出発だ。
太陽が昇り始めると気温もどんどん上がっていくのがよく分かる。このあたりがバイクの醍醐味のひとつかもしれない。スイスイと走っていたのだが時計を見ると8時を過ぎているので出発してから5時間走っていることになる。毎度のごとくマクドナルドでソーセージマフィンとホットコーヒーの朝食をとることにする。なんだか体が慣れてしまったのか5時間走行しても辛いという感覚がないのが不思議だ。それよりも寒さの方が辛かったことを思い出す。ただ午前8時過ぎだというのにさっきまでの寒さが嘘のように暖かい。これからはレインウェアを脱いでの走行だ。
さてこの写真は田子の裏での写真なのだが沼津に入るとしばらくは海岸線に沿っての走行となり左手は駿河湾ということになる。海好きの私にとってはたまらない景色であり、駿河湾を颯爽と走る漁船を見るとしばらく見ていたい気分になるのである。休憩というほどではないがしばし海岸線を眺めることとなった。
そうだ、その前にこの写真を紹介しなくては・・・・
なんと納車1ヶ月で3333.3kmを走破いたしました~・・・・・♪
ということで記念の写真です。
この写真は浜名湖を越えてしばらく行った湖西市の白須賀というところだ。本来であれば浜名バイパスを通りたいところだが125cc未満通行禁止なので下道を通っていたわけで、だからこそ見れた場所でもある。おそらく地元サーファーにとってはいいポイントなのであろう、結構な数のサーファーがいた。こういう場所を見つけれるというのも原付二種GN125Hの魅力のひとつのような気がする。
ここからは国道1号で名古屋に向かってひた走るわけだが名古屋手前の岡崎で昼食休憩だ。昼食はなか卯で和風牛丼を食べた。ここに着く前から感じていたのだが御殿場あたりの寒さが嘘のようでとにかく暑い。ここからはジャケットを脱いでの走行となる。まるで一日のうちで夏と冬の両極端すなわち四季を感じてしまうほどの変化である。これもバイクロングツーリングならではの経験ということになるのであろう。まさか、この歳でこんな経験するなんてねぇ~(笑)
昼食を済ませばあとはひた走り。岡崎を出たのが1時半くらいであったから7時くらいまでには家に帰れるはずだ。
これは桑名市の伊勢大橋の橋の上から撮った写真である。実は走っている時は地名も橋の名前も分からなかったのだがデジカメのGPS機能がものをいってくれている(笑)
こうして確認すると、へぇ~、あの橋は伊勢大橋っていうんだぁといまさらながら感心している次第である。
伊勢大橋をわたると亀山に向かうわけだが、帰りは亀山から25号を使わずに1号にすることにした。まだまだ陽が高い位置にあるので問題はないとは思うのだが次回のツーリングのことも考慮して1号コースを使ってみることにした。距離的には10kmほど長くなるのだがどんなもんか、これも経験である。そして結論から言うと1号は25号同様山間の道ではあるが道幅もありしっかり舗装されているので安心して走ることができる。ということは大阪から東京に向かう暗い時間帯では1号を、そして明るい時間帯であれば25号を使うのがいいだろうと感じた。
ただ1号を通るということは大津に入り京都を通って大阪に入るわけだから、それなりに渋滞しているのでその辺は覚悟しておかなければならない。
そして家に着いたのが6時半。朝3時に出発して夕方6時半に着いたということは16時間半かかったことになる。行きが16時間であったから実質的に16時間~17時間みておけばオーケーということになる。
この時間を現実的と感じるか、ふざけんなと感じるかはその人次第であるが、実際に経験した私としては結構楽しい時間であった。
ちょっと長くなってしまったので、総括としての感想は次回に回すが、50を過ぎてこんな経験が出来た自分は幸せ者だと思った次第である。
1.大阪-東京出張ツーリング 1 (往路)
2.大阪-東京出張ツーリング 2 (プチツーリング)
3.大阪-東京出張ツーリング 3 (復路)
4.原付二種GN125Hで行く、大阪-東京出張ツーリング 4