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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2011年10月16日

エンジンカバー交換とコンサルタントの視点

先日修理に出していたGN125Hが直ったので取りにいってきた。
先日の日記、GN125H初のドッグ入り (エンジンカバー交換)に書いた通りである。

原因はハッキリしているのだ。
私のドジによるもので、どんなドジかというとボルトの締め過ぎだ。すなわち自業自得である。
この原因は私にあり自業自得というのを念頭に置いて、この日記を読んでいただきたい。

ボルト1本の締め過ぎによる今回の修理費用は23,236円だった。詳細は下記の通り
パーツ代
1.スタッドボルト       140円(2個)
2.ナット           100円(2個)
3.Oリング 1.9ID        110円
4.Oリング 2.4ID        140円
5.カバークラッチ      9,650円
6.ガスケットクラッチカバー  770円
7.オイルエレメント      600円
8.キャップオイルフィルター 1,050円
9.スプリング          70円
10.エクスターオイル     1,600円
11.パーツクリーナー     1,500円
工賃
12.工賃           6,400円
合計            23,236円

明細は上記の通り。
まあ事前にこのくらいはかかると聞いていたので別に驚きはしないのだが明細を見て腑に落ちないことがあったので質問してみた。

オイルエレメントってなんですか?オイルフィルターのことですか?
回答はそうですとのこと。結局フィルターカバーを外せなかったので新しいオイルフィルターを入れたとのことだ。
ということは当然ながらオイルフィルターのカバーすなわちパーツ代としてキャップオイルフィルターもかかっていることになる。

なるほど、それでキャップオイルフィルターも交換しているわけですね。
回答はそうです。

11番のパーツクリーナーってなんですか?
回答は、ちょっと詰まった後に、パーツを清掃するためのクリーナーです。
へぇ、それもパーツ代としてかかるんですか?
回答はオイルの付着などがあるのでパーツ清掃は必要ですから。


とまあ、こんなやりたりがあったわけだ。
そして出来上がりがこの写真。
笑ってしまうのが、キャップオイルフィルターのボルトが2本だけ交換されており色が違うということだ。
(上の2つが黒で、下の1つが銀色)
店側曰く、できるだけ使えるパーツは使うようにしました。
ということで1個70円と50円のボルトとナットを1セットだけ使いまわししてくれたというのだ。

私の正直な感想としては、この店、どういう神経をしてるんだろう・・・・?
23,236円という請求をしておきながら、たかが120円分のパーツを使いまわしたということを平然と言える神経。
しかも出来上がりはご覧のように、色違い・・・・(笑)

さらに、バイクの引渡しの時に、チェーンが伸びてきているようなのでチューン張り調整を早目にした方がいいですよとのこと。
ちなみにチェーン張り料金は1,050円とのことだった。
これがバイク引き取りに行った一部始終である。


実は私の職業は経営コンサルタントである。
と言っても、ボストンコンサルティングやマッキンゼーのような外資系のかっこいい経営コンサルタントなんかではない。
メインのクライアントは零細・中小企業であり、売上げアップ・利益アップのための、けっこうドロドロとしたアドバイスをしている。
自画自賛するわけではないが、私がお手伝いした企業(個人事業主含む)には売上倍増はもちろんだが、飲食業では1ヶ月先、あるいは2ヶ月先まで予約でいっぱいというところもある。こんなコンサルタントの視点で今回のバイク屋の対応を見ると、よくこんな姿勢で経営が成り立つなと不思議でしょうがないのである。

実を言うと、私の正直な気持ちとしては、二度とのこのバイク屋にはお世話になりたくないというのが本音だ。
なぜなら、お客様のニーズをまるで察知しようとせず、店側の都合で対応しているということだ。
もっとえげつない表現をすれば、相手の足元を見て儲けれるだけ儲けようという魂胆がミエミエなのだ。

私が経営者であれば、あるいはこのバイク屋をコンサルティングするとすると、いくつかのアドバイス点がある。
そもそも、こういう地域密着型の店舗経営の場合に最も重要なのはリピート率のアップ。
すなわち、ユーザーから信頼されリピートおよび口コミによる新規顧客の獲得にあるわけじゃ。

その第一歩がユーザーニーズの把握になる。

今回の場合、ユーザーは私であるわけだが、あくまで第三者的立場で見てみると
このユーザーは1ヶ月ちょっと前に、ここで新車を購入している。
ユーザー自身の不手際によりボルトがナメてしまい困って修理依頼に来ている。

このユーザーに対し、この店では決まりは決まりですからとマニュアル通りの対応・請求をしている。
ユーザーの気持ちや状況は関係なく、あくまでも店側の都合で対応しているのである。

そこで、私ならどうするかというと
最悪でも上記の明細からパーツクリーナー代である1,500円は値引きの対応をする。
そして、これは当然だと思うのだがボルトが3つあるわけだから、3つとも新品に換える。
ひとつだけ前のまんまという、不細工な状態でお客様に返すなんていうことは考えられない。
(もちろん、色が同じで交換したかどうかが分からないのであればそのままでいいのだが)

もっと言えば、フィルターキャップはなんとしてでも外してそれを使えばさらに安くできるわけだ。
そして、エンジンの修理をしたのであれば、せめてエンジン周りは清掃しておく。
この店では全く清掃していなかった。

さらに、最後のチェーン張り調整に関しては、たいした手間がかかるわけではないのだからサービスでしておくのが望ましい。


もし、このような対応をしてくれていたなら、私は今回の出費を高いとは思わなかったはずなのだ。たとえ同じ金額がかかったとしてもマニュアル通りではなく、個別のお客様に親切に対応しているという姿勢を感じれば、少なくとも私は高いとは思わない。それどころか、本来ならこれだけの金額がかかるところを、せっかくここで新車を買っていただき、そしてまだ1ヶ月少々という時間しかたっていないということを考慮し、それを感じさせてくれるような対応をしていてくれたなら、またここに依頼しようと思うはずなのだ。

新車で買ったお店だからここで今後もサービスを受けたいと思っていたのに残念ながら、この店は使いたくない。
私がこう思えば、少なくとも私の周りには、この店では買わない方がいいよと言ってしまう。
そりゃそうだよね、親切なアフターサービスをしてくれる方がいいのか、儲け主義的にマニュアル通りの対応しかしてくれない店がいいのか、友人・知人にお勧めするとしたら絶対に前者だ。

豊中市・箕面市界隈でGN125Hを購入しよう、あるいはスズキ製バイクの購入を考えている人は、このバイク屋さんはあまりお勧めできない。これが私の正直な気持ちじゃ。

もちろん悪い店と言っているわけではないんです。ただマニュアル通りでユーザーのことを考えてくれるような対応は期待できない店ということでね。これならネットで安く買うというのもひとつの方法だなと思えるような店だったわけよ。


追伸
今回の修理で、必然的に3回目のオイル交換と2回目のオイルフィルター交換が実施されたことになっちゃった。(笑)

まあ、バイク屋がどんなバイク屋であったとしても、GN125Hに変わりはない。
やっぱり乗ると気持ちがいい。
23日の関西ミーティングが楽しみじゃ・・・・♪(笑)

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Posted by うっちぃ at 15:06Comments(17)GN125H メンテナンス